看護師の勤務体制としては病棟によって2交代制と3交代制が取り入れられていますが、2交代制の時は朝から夕方までの日勤、夕方から翌朝までの夜勤に分かれます。2交代制は3交代制に比べて、夜勤の際の勤務時間が長いというデメリットがありますが夜勤中には、2時間から3時間の仮眠や休憩をとれるようになっています。けれど、看護師が2交代の勤務体制で働くメリットとして一番大きいのが、2交代制のため夜勤の翌朝は基本的に休みになるということです。朝から翌日の勤務までまる1日休むことができるので、通常の休日と同じように遊びにいったり、用事に使ったりできるだけでなく、ゆっくり休んで翌日の勤務に備えることも可能です。
また、夜勤の回数も週に1回から2回と少ないため、生活のリズムが崩れにくく夜勤のある生活に慣れやすいだけでなく、夜勤の翌朝の休みと合わせて連休をとったりしやすいのも特徴です。2交代の勤務体制は看護師間でシフトを把握できるので、急な休みが発生した場合でも代理の対応をしてもらえるなどお互い助け合うことができます。夜勤の際の手当ても夜勤手当、深夜手当がつくので一度の夜勤で発生する収入が大きく、夜勤回数が多いほど収入が増えていくので夜勤だけのWワークをしている看護師などもいます。夜勤でしっかり稼ぎながら休みをしっかりとりたい、睡眠時間もしっかり確保してプライベートを充実させたいという人にとっては2交代の勤務体制は魅力的でしょう。